こんにちは。
きさらぎです。
今回はアフタヌーンティーには欠かせない紅茶について調べてみました。
紅茶は、産地やグレードなどによって特徴や違いがあります。
それを見る前に、まずはお茶の種類から簡単にみていきましょう。
本ページはアフィリエイトが含まれています
紅茶 と 緑茶 と 烏龍茶 の違い
お茶を大きく分けると、紅茶、烏龍茶、緑茶の3種類。
それぞれの違いは、大まかにいうと、発酵度合いの違いになります。
- 紅茶(完全発酵茶):酵素による発酵が完全に進んだ後に作るお茶。ポリフェノールが多く含まれ、風邪やインフルエンザに有効と言われています。
- 烏龍茶(半発酵茶):酵素による発酵を途中で止めて作られたお茶。発酵の度合いによって「白茶(パイチャ)」「黄茶(ファンチャ)」「青茶(チンチャ)」などに分けられます。
- 緑茶(不発酵茶):茶葉を摘採(収穫)した後、「蒸す」「釜で炒る」「火で炙る」「天日で干す」など熱を加えることで酵素を不活性化(酵素の働きを止め、発酵させない)させて作られたお茶。
もう一つ、発酵方法が違うものもあるので併せて紹介します。 - 後発酵茶 :茶葉に含まれる酵素によって発酵させるのではなく、乳酸菌などの微生物によって発酵させたお茶。中国茶の「プーアル茶」や、日本の高知県の「碁石茶」、徳島県の「阿波茶」など
参照
http://www.kogacha.co.jp/yame-tea/archives/2
紅茶の産地
まずは紅茶の産地の特徴を見ていきましょう。
インド
世界最大の紅茶生産国。
インド北東では、世界3大銘茶のひとつダージリン、アッサム、
南インドではニルギリが生産される。
ダージリンは香り、アッサムはコク、ニルギリはさわやかな味とそれぞれが特徴を持つ。
スリランカ
紅茶の生産量第2位、輸出量第1位。セイロン紅茶の名で今も親しまれている。
世界3大銘茶のひとつウバ、
ウバとは反対側の斜面で生産されるヌワラエリア、
そしてディンブラ、キャンディがポピュラー。
ケニア
歴史は浅いが、急成長を続けているのが東アフリカのケニア、ウガンダ、タンザニア。
なかでもケニアは安定した品質を誇り、人気も急上昇。味は渋みが弱く、ほのかな甘さが特徴。ほとんどCTCに仕上げられる。
インドネシア
かつてはインド、セイロンと肩を並べる紅茶生産国だったが、戦争のため茶園が荒廃。
しばらくは遅れをとってしまったが、近年再び活気が戻ってきた。
ジャワ、スマトラが知られ、明るい水色とさわやかな香りが特徴。
中国
お茶の発祥地である中国の主流は、やはり半発酵茶。
お茶の生産量は、世界第3位だが、紅茶の消費量はごくわずかで、大半を輸出。
世界3大銘茶のひとつキームンと
ラプサンスーチョンの東洋的な独特の風味にファンが多い。
その他
マレーシアが良質な紅茶の産地だというのを旅行で訪れた時に知りました。質の良い紅茶がリーズナブルな価格というのが嬉しいポイントです。
マレーシアの紅茶2種をご紹介します。産地ではなくブランド名です。
一つ目は、ボルネオ島コタキナバルのSABAH TEA(サバティー)。キナバル山の麓の高地で作られている、無農薬で作られている紅茶。
二つ目は、マレー半島キャメロンハイランドという高原で栽培されたBOH TEA。マレーシア皇室御用達の高級紅茶として知られ、世界中の紅茶通から「幻のアジアンティー」と呼ばれるほど、高い評価を受けている紅茶。さまざまなフレーバーの紅茶あり。
紅茶の産地をざっと見てきました。こうして調べてみると、産地ごとにさまざまな特徴がありますね。紅茶専門店でなくても、紅茶の種類を選べるカフェも増えてきました。
今度、紅茶を選ぶときの一助になれば嬉しいです。
紅茶を購入できるショップサイトのリンクを一緒に貼っていますので、よかったら次回の購入の参考にしてください。リンク先のお店にも紅茶のことが詳しく紹介されています。
コメント