こんにちは。
きさらぎです。
先日、二条城を望む好立地に建つ新しいホテル、HOTEL THE MITSUI KYOTO のアフタヌーンティーに行ってきましたので、それをご紹介します。
アフタヌーンティーの話題の前に、このホテル、とても素敵だったのでホテルのお話を少しさせてくださいね。
HOTEL THE MITSUI KYOTO ってどんなホテル?
MITSUI という名前がついている通り、三井総領家(北家)の邸宅があった場所に建てられ、三井不動産グループが運営している、庭園が美しいラグジュアリーホテルです。
マリオット系列のラグジュアリーにランクされているようです。
慶長8年(1603年)、京都御所の守護として徳川幕府によって築城された二条城。その至近という由緒正しき地に250年以上にわたって存在した三井総領家(北家)の邸宅。
当地と三井家のゆかりは17世紀末に三井総領家の二代目当主三井高平が居宅を構えたことに始まります。その後、昭和中期まで三井総領家が所有し、18世紀初頭から明治初期までは三井の統轄機関であった大元方(おおもとかた)も設置されておりました。
当時から受け継がれてきた門や景石、灯籠など多くの遺構とともに、この地に脈々と刻まれた「時の記憶」を踏襲しながら新たに現代に蘇らせること。そして、当社グループの新たなフラッグシップホテルとして、グループの総力を結集して日本最高峰のホテルブランドを目指すこと。
「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ ミツイ キョウト)」というホテル名称にはそのような想いが込められています。
ホテル公式サイトより引用
スタッフに車を預け、こちらの門をくぐりホテルへ。
ホテルのエントランスとは思えない佇まいです。
「梶井宮(かじいみや)」とは、「京都の奥座敷」とも称される大原の天台宗寺院のことで、現在の三千院を指しています。1698 年(元禄11年)、河原町・今出川に移設された梶井宮御殿の門として梶井宮門は造営されました。それが1703 年(元禄16 年)、今から実に300年以上も前のこと。その後、京都・大原へ移転された後、1935 年(昭和10 年)に油小路邸の門となりました。その形状は「本瓦葺・袖塀付き薬医門(やくいもん)16」と呼ばれるもの。
公式サイトより
桜や紅葉のシーズンはテラス席がピッタリ!
木が使われててなんか印象的!
風鈴が並んでるのも夏らしくて素敵✨
宿泊するにはちょっと敷居が高いラグジュアリーなホテルですが、いつかは宿泊をしてゆったりと優雅な時間を過ごしてみたいものです。
一休com で不定期に開催されているセールや、Go to トラベル のようなタイミングだとお得に宿泊できそうなので、それを狙うのもいいかもしれないですね。
記事を書いているタイミングではポイント最大20倍のタイムセール開催しているようです!
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アフタヌーンティー
場所は、イタリアンレストランのFORNI。
アフタヌーンティーのテーマは夏祭りです。
お祭りや屋台をモチーフにしたスイーツやセイボリー、とてもオリジナリティー溢れるラインナップです。
最初にウェルカムドリンクとして、老舗茶舗・柳櫻園の玉露が振る舞われました。
京都らしいおもてなしです。
蒸らしている間、しばしお茶っ葉が開く様子を楽しみながら待つこと数分。
甘味もあり、日本茶のおいしさを堪能できる一服。良いお茶を適温のお湯で蒸らしていただくと本当に美味しい!
こんな美味しいお茶は初めて。一煎だけだなんてもったいない・・・
紅茶はシンガポールの高級ブランドのTWGが提供されます。
香りを確認できるようにサンプルがテーブルに用意されていました。
しばらく経った頃に、18種類の紅茶を収めた鞄型のケースがやってまいりました。
これら紅茶の香りを確かめるだけでも、なんだかワクワクします。
なんとこのケースは特注品だそうです。
メニューを見ただけではよくわからないものも、香りを確かめながら好みを探すのは楽しいですね。
これとこれがいい感じ♪ けどさっきのも気になる・・・で、結局訳わかんなくなってきた〜💦
夏祭りに欠かせないたこ焼き! それもちゃんとちっちゃい舟に入ってます。
真っ赤なリンゴ飴に見立てたものも。
焼きとうもろこしのスープには、しっかりと焼きとうもろこしの粒が入ってました。
よもぎ麩は初めていただきましたが、とっても美味しい!
どれをとっても美味しいものばかりです。
ヨーヨーに見立てられたマカロン。ホワイトチョコでできた紐がついてるでしょ。(笑)
金魚が入った桶に見立てられてます。
ゼリーにも可愛い金魚が浮かんでいて、涼やかです。
焼きたてを持ってきてくださいました。
こちらも屋台でお馴染みの鰹節がのったお好み焼きです。これはピザで作られています。
クロテッドクリームの代わりに豆乳ホイップ。
ずんだあんバター。
パイナップルとバニラのジャムには、バニラビーンズの黒いちっちゃな粒々が入ってました。
3種類もあるって贅沢〜。スコーンが小さいからおかわり欲しい
チョコレートのディスプレイが目をひきます。これらのディスプレイもアートですね。
周りのチョコレートとかもいただけるのかと思っちゃった😅
このオリジナルのモクテルは花火。
インパクトのあるビジュアルにビックリ!! 綿菓子がまるでかき氷みたい。
タピオカドリンクです。ピンボケですみません。その上少し飲んでます💦
先ほどの花火に比べたら地味です。(笑)
ジャスミンティーがベースなのでさっぱりとしていて飲みやすくて美味しかったです。
今回のメニューです。
お土産に、友禅和紙で作られたかわいい金魚の描かれたオリジナル豆団扇をいただきました。
カバンにも入るとても小さなサイズ。
持ち手がプラでない団扇は希少です。
感想
こちらのアフタヌーンティー、本当によかったです。
セイボリーからスイーツに至るまで、遊び心に富んで見た目が楽しく、また随所に京都らしい和のテイストが散りばめられ、その上どれも美味しい✨
それぞれがシェフやパテシエさんのセンスの光るものばかり。
金魚のスイーツやヨーヨーマカロンなどなど。たこ焼きはやっぱり舟に入ってないとね、と思っているので、小さな舟にのっていたたこ焼きを見て、芸が細かい!って思ってしまいました。(笑)
夏ということで、甘さが抑えられてさっぱりといただける内容にまとめられていました。
安くないお値段ですが、この内容とドリンクの豊富さ、また伝統工藝品に実際に触れながらのアフタヌーンティーに大満足でした。
ちょうどお庭に面する眺めの良いカウンター席に案内していただいたこともあり、ゆったりと心地よい時を過ごすことができました。
ドリンクに少し時間がかかるかなという印象もありましたが、概ねスタッフの方のサービスは、きさらぎ様と名前で呼びかけてくださるあたり、さすがの質の高さを感じました。
また、精算は日本では珍しいテーブルチェック。
最後までゆったりと座って待っていられたのはよかったです。
こちらのホテルは、地下鉄の駅からすぐのアクセスの良い立地で、二条城の観光と一緒にアフタヌーンティー、というプランもよさそうです。
ちなみに私たちは車で行きました。
駐車場の数が限られていることもあるのでしょう、キーを預ける形のバレーパーキング形式。
車を出してもらうのには時間が少々かかりました。もしかして、車を出すのに順番に車を入れ替えたり、みたいにパズルのようなことをされていたのかも、と勝手な想像。(笑)
ホテルの中央の庭園は、四季折々の自然の移り変わりを楽しむことができます。
この次は、木々が色づく紅葉の季節に再訪したくなりました。
価格 & 予約について
アフタヌーンティーは予約が必要です。
私が予約によく利用するのは、一休レストラン です。
今回も一休レストランで予約しました。
会員登録をすると予約するごとにポイントがもらえて、そのポイントを次回予約まで待つことなく即利用できます。
わずかな金額とはいえ、予約時に値引きされるのでおすすめです。
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ポイントのことをすっかり忘れて有効期限が切れてしまう、なんていうこともなくなりますね。
検索もしやすいので、次回のお店選びに有効に活用してみてください。
アクセス
〒604-0051
京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
TEL. 075-468-3155(宿泊予約)
- 地下鉄東西線「二条城前」駅 2番出口徒歩3分
- 地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅 2番出口徒歩10分
駐車場有。入口は油小路通(北行き一方通行)です。
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